とある科学の超電磁砲

とある科学の超電磁砲 #24「Dear My Friends」

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 面白かったーーー!!!!!!

 大満足!!

「学園都市はね、私達が私達でいられる最高の居場所なの。私一人じゃ出来ない事も、みんなと一緒ならやり遂げられる。それが――」
「私の、私だけの――」

 学園都市ってその名の通り学生達の街なんだよなあ。沢山の学生達がそれぞれのドラマをもっていて、悩んだり、挫折したり、行き先に迷ったりする事もあるかもしれないけど、自分の目標を見極め一歩一歩進んでいく、一人一人が自分らしさを見つけていく、そんな街。そして同時に子供達を導く教師達の街でもある。「とある科学の超電磁砲」は美琴たち四人の物語だけれども、最終回を観終わって振り返ると、そんな学生と教師達の物語でもあり、学園都市を語る物語でもあったとも言えるかなあ、と思ったり。学園都市には色々と問題はあるみたいだし、謎を抱えてもいるけど、自分にはそれ以上に大きな可能性、様々なチャンスを与えてくれる魅力的な街に見えたかな。つか、美琴たちが羨ましいよ。流石にあんな危険なバトルは勘弁だけれども(笑)

 それにしてもレベルアッパーの時は美琴一人で戦ってた印象が強くて、アンチスキルもいたけど連携していたわけじゃなくバラバラに対処していた感じだったけど、今回はホントみんなで協力して戦ってたなあ。Aパートの流れるような連携も、Bパートのそれぞれの力を生かした連携もめっちゃ燃えたし。美琴が手に入れた人と人の繋がり、上条さんが狙われる原因となった上条勢力の様な、上条さんという一極に集中した関係ではなく、それぞれが相互につながりを持つネットワーク的な関係、友達の輪。友達から友達に広がる緩やかなネットワークが実に素敵。美琴もいいもん手に入れたよなあ。

「ほんと退屈しないわねえ。――この街は」

 いやあ、密度の濃い最終回だったなあ。最後の美琴のセリフは1話の冒頭と同じものだったけど実に感慨深い。各キャラそれぞれに見せ場もあって、ド派手なアクションに目が離せない展開と、充実した内容でホント良い最終回だった!禁書目録が終わって発表されたあともうワクワクしながら半年待って、始ってからも毎週毎週めちゃくちゃ楽しくて、禁書目録も大好きだったけど、超電磁砲も萌えて燃えて、熱くなって涙するすばらしい作品でした!いい作品をありがとう!!半年楽しかったーーー!!

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とある科学の超電磁砲 #23「いま、あなたの目には何が見えてますか?」

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「おーい、面白れえモルモットが手に入ったぞ。誰か運んどけ!」

 真っ黒だったーーーーー!!!!!

 怪しい怪しいとは思ってたけど、めちゃくちゃ真っ黒で分かりやすい悪役だった!!ここまで悪役然としてるといっそ清々しいぐらいだなあ。いやぁ、憎みやすい悪役って素敵。登場人物に共感しやすくなるし、彼女達と一緒の目的を持って作品に入り込める感じが実にいい。美琴が怒りで乗り込んでいったときなんて、美琴と一緒にめちゃくちゃむかつきながら憎たらしいなあって思いながら観てたですよ(笑)

 そういえば木山先生がツリーダイアグラムの申請を23回も却下されてたのって、もしかするとテレスティーナが暗躍していたからなのかもなあ。研究資料を渡したときのワザとらしいほどの嫌がらせも、眠り続けたままの子供達をなんとしても手に入れたいテレスティーナにとって、子供達を恢復させようとする木山先生の存在は、苦々しく煩わしいモノでしかなかったからこそ(その妨害に並々ならぬ力を注がなければならなかったからなのかも)の態度だったと思うとしっくり来るし。

「じゃあ次は初春!謝りなさい白井さんに!ずっとやな態度とってごめんなさいってしなさい!」
「白井さんもです!初春ひっぱたいてごめんって、謝ってください!」

 4人の中心にいるのは美琴だけど、4人をお互いを支えあえる関係にまとめてるのは佐天さんの存在だろうなあ。もし佐天さんがいない3人だったら、圧倒的な力を持つ美琴と妹分2人という能力を軸にした一直線の関係になった可能性も十分あったと思うし(もしかすると、初春は美琴にとって黒子の友達というポジションを越える事は無かったかも?)。能力と言う軸を持たず、自分とは違う世界に入り込めない事を悩み、自分の存在意義に疑問を持ち葛藤していた佐天さんがいたからこそ、他の3人も能力とは違う価値・存在意義を知り、そういった視点を持つ事が出来きて、バランスのいい4人組になれたんじゃないかなあ。ってね。そして、そんな佐天さんだからこそ、少し離れた位置から客観的な目線で3人へのフォローが出来たんじゃないかなあ。

「ありがとう。婚后さん」

 婚后さん可愛いすぎっ!

 つか、活躍シーンは!!?美琴の救出とか、めちゃくちゃ見せ場だと思うのに…。まあ、もぐもぐしてる婚后さんも、何となく場違いでピントがずれてて可愛かったからいいけど(笑)

「腹が減っては戦は出来ぬ。しっかり食べなさい!」

 と言うわけで、もやもやも吹き飛んだ!!後は子供たちを救うだけ!最終回がめっちゃ楽しみ!!アンチスキルの方々も活躍しそうだし総力戦かな~。もしかして湾内さんと、泡浮さんも?いやぁホント楽しみだーーー!


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とある科学の超電磁砲 #22「レベル6<神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くもの>」

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 とりあえず原因が分かってテレスティーナによって子供達が先進救助隊の施設に収容される事になったけど…。なんか、もやもやするなあ。木山先生の挫折を目の当たりにしたせいもあるけど、ポルターガイスト事件の根本的な解決に繋がる決着じゃなかったしなあ…。

 ん~。今回の事件は木山先生の処置によって子供達が目覚めようとした事が原因らしいんだけど、あくまでそれは一因でしかない様な気もするんだよなあ。それよりも子供達を集めた事と、春上さんと枝先さんがテレパシーで繋がった事の方が重要な気がして…。少なくとも春上さんがポルターガイストの出力先なのはほぼ間違い無さそうだし。そんな春上さんと、子供達の収容先がもし同じ場所だったりしたら事態は余計悪化する可能性もあるんじゃないかなあ…。

 あと、テレスティーナが相変わらず怪しいのもねえ。先進状況救助隊と先進教育局って名前が似てるけど、何か関わりがあるとか?まあ、外よりも数十年先の技術を持つ学園都市ゆえに、多くの施設に“先進”が使われてるだけかもしれんけど。

「あんたいい加減にしなよ!」

 美琴が佐天さんの事を認めてるひとつの理由がこれだろうなあ。もともとの性格のおかげでもあるんだろうけど、ムードメーカーってかグループを安定化させるバランス感覚を持ってる子だし。今回の話を観てて美琴と佐天さんって、結構いいコンビになるんじゃないかって思ったなあ。黒子のように崇拝をしているわけでもなく、初春のように憧れが強いわけでもない、佐天さんは若干コンプレックスを抱えているけどそれを乗り越える事ができるなら、美琴と一番の親友になれそうな感じもするな。


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とある科学の超電磁砲 #21「声」

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 うおーーーめちゃくちゃ面白れええ!!

 散りばめられていた点が段々と繋がっていく感覚にぞくぞくするわ~。病院で美琴がペンダントの写真を見て気が付く流れなんて、なんともいえない高揚感が広がってきて楽しくて仕方がない。やっぱ超電磁砲面白いぜ!!

■テレスティーナ

 正直怪しくて仕方がないんだけど、今回の事件の首謀者で無い可能性も感じられるんだよなあ。

「AIM拡散力場への干渉。そんな事できる人が、他にもいるんでしょうか」
「他にも?」

 もし木山先生が関わっていた過去の研究を利用しているんだとしたら、この時に浮かべた怪訝な表情がイマイチしっくりこないんだよねぇ。

「確かに、これじゃ本物の地震と区別がつかないわね」

 これも自分達がやっている事の台詞とも思えないし…。

「って事は、MARの隊長さんで…、研究所の所長さんで…。えーと…後はなんですか!?」

 もしかすると、今回の事件を追っている学園都市の刑事的な立場の人なのかもなあ。春上さんが何かしら関係あるのでないかと当たりを付けて、様子を探っていた…。とか?そう考えると迅速な対応ができたのも納得できるし。まあ、黒幕だから研究材料(枝先さん)と繋がりがあるっぽい春上さんに目を付けたって見方もできるけど。

「なるほど。177支部には優秀な人材が揃っているみたいね。RSPKとAIM拡散力場の関係について、もう把握しているなんて」

 それと「揃っている」って言い様が気になるんだよなあ。固法先輩がRSPKとAIM拡散力場の関係性を調べているのを把握してるってことなのかなあ…。

■初春と佐天さん

「今日もでしょう?」

 今回の初春の態度を見ていて思ったんだけど、実は初春が一番コンプレックスを抱えていたのかもなあ。大圄先生に頼られて春上さんをお世話している様子を見てると、今の自分を乗り越えたい自信が欲しいと思っているからこそ、自分の能力以上の事を背伸びしてでもこなそうとしてるのをヒシヒシと感じるんだよなあ(今回もボートを無理をして漕いでいたし)。何もできない自分、みそっかすの自分が、初めて誰かの役に立てる、その事を実感できる初めての相手。だからこその必死さ。これまで実直で直向な態度にカモフラージュされていたけど、小さなコンプレックスを積み重ねていた初春の心は思ったより複雑だったのかもなあ…。

 何でもこなせる佐天さんには分かりません!みたいな事を直接言うまではいかないかもしれないけど、そんな初春にふれる事で、佐天さんは自分自身を客観的に見つめ直すことになるんじゃないかなあ。


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とある科学の超電磁砲 #20「乱雑開放<ポルターガイスト>」

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「どなたっ!私を常盤台の婚后光子と知ってのろ…」

 婚后さん。すっかりやられ役が板に付いちゃって…。レベル4の実力者なのに…。というか、レベル4の実力者だからこそ、ちょうどいい被害者役に納まっちゃてるんだろうけど^^;

「はいはい!さ、ちゃっちゃと片付けちゃおう!」
「はいはい。急がないと間に合わないよ」

 美琴と佐天さんって色々似てる部分も多いんだよなあ。お姉さんぽい所とか、面白そうな事に首を突っ込んで窘められたりするところとか、活発なところとか。二人とも家事も得意みたいだしなあ。1話の様子からすると佐天さんも本来負けず嫌いみたいだし、佐天さんは能力開発が上手くいかなくて挫けちゃった美琴といえる側面もあるかなあ。まあ、佐天さんは噂好きのお調子者で友達の輪の中で一緒にワイワイしているのが好きそうだから、1匹狼っぽい美琴とは違うところもいっぱいあるけどね。初春と支えあってる様子なんかみててもそう思うかな。ん~、逆に考えると美琴がレベル5を手に入れる代わりに失ったものを持っているのが佐天さんっていえるのかも。

「美味しい?」
「うん!」

 春上さんなんかちっちゃい子みたいだなあ。今回色々な事を初めて経験していたみたいだったけど、実際の年齢はもっと低いのかも…。ロケットの中の写真の事もあるし、やっぱ木山先生の生徒だった子なのかなあ。ってか、テレスティーナがめちゃくちゃ怪しい。木山先生の生徒達はAIM拡散力場の制御実験、正確には暴走の条件を探るための実験に参加していた訳だし、その研究成果を利用して今回の事件を引き起こしているのかも。AIMバーストが例の施設に近づいていったのも、何かしら関係がありそうだなあ。


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とある科学の超電磁砲 #19「盛夏祭」

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「なんの事ですか?」

 お嬢様学校のイベントって事で、めっちゃはしゃぎまくりの初春さんが可愛かったんだけど…。

 佐天さんにからかわれたり、木山先生に尋ねられたりしてときなんかも、初春は花飾りを付けている前提でリアクションを返しているだとばかり思ってたんだけど、素敵ですと言われている時の反応からすると花飾りの事を聞かれたくないからスルーしたんじゃなくて、本当に何を聞かれているか分からないみたいな感じなんだよなあ…。なんか怖いよ。うーむ、なんだったんだろ…。もしかして初春の能力となにか関係あるのかなあ。

「それ、シュガークラフトを食べた人の言う台詞じゃないです」

 佐天さんと初春の反応の差が面白い。佐天さんてちょっとうかつな所はあるけど、今回の描写でもそうだったけど、色々とそつなくこなすイメージもあるんだよなあ。これは想像だけど、恐らくケーキを切れなかったのもケーキを作った事があるからなんじゃないかねえ。佐天さんはきれいに仕上げる大変さを知ってるからナイフを入れられなかったんだけど、初春は美味しいそうなお菓子としてしか見ていないから気軽にナイフを入れられたんじゃないかな。

 シュガークラフトのエピソードに関しても、食べちゃったのは良くないけど、初春があれを展示物として見ていたのに対し、佐天さんは砂糖で作っているものとして見ていたから、本当に砂糖で作ったものなのか確かめたくて手を出しちゃったんじゃないかと。

 佐天さんは目の前にあるモノから自分なりの想像をし、初春は見たままを素直に受け入れる。そんな差を感じたなあ。

 あと、佐天さんは色々とそつなくこなしてきたからこそ、能力開発で躓いた時に余計にコンプレックスを抱く様になったのかもなあ。そして、初春は自分に能力が無い事が分かっているから、ちょっとした失敗でもめげず、何か出来る事を探そうという姿勢を身に付けられたのかもね。

「バカーーー!!」

 上条さんは美琴の精神安定剤だなあ^^

 みんなの憧れるレベル5の御坂さまであるがゆえに、期待をこめた幻想を一身に背負っている美琴は、なかなか弱音をはいたり愚痴を言ったり出来ない立場にあって色々大変なんだろうなあ。もちろん美琴の性格からしてそんな態度を取る事はありえないけど、だからといって何も溜まらないというわけでもないだろうしねえ…。もしかすると黒子はそんな美琴がストレス発散できるようにワザとバカやってるのかもなあ。…と、またしても黒子を持ち上げてみる(笑)

 それにしても思わずニヤニヤしちゃう展開ではあるんだけど、上条さんの事情を分かっているだけに、美琴のことを考えるとなんとも切ない感じでもあるんだよなあ…。

 そして、あんなに頑張ってるのに上条さんにいいところを取られちゃう黒子も。あのドレスも美琴は初めて着たみたいだったし、黒子が選んだんだろうしなあ。まあ、今回は黒子も期待の重石を乗せる側だったから、仕方が無い面もあったけど。バイオリンを弾く美琴に写真を撮るのも忘れて見蕩れていた黒子が印象的だったなあ…。


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とある科学の超電磁砲 #18「あすなろ園」

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「ちっとも知りませんでしたわ。寮監様がこんなに心根の優しいお方だったとは」

 黒子は相変わらず色々とすげーなあ。残念ながら寮監さんの恋は上手くいかなかったけど、支援自体はベストだったと思うし…。ちゃんと寮監さんが直接行動して結果を出せるような采配は流石。失敗したときのフォローまできっちり考えていたけど、そうそうここまで出来ないよ。少なくとも美琴には無理だと思う(笑)

 作戦の中で園児の担当を美琴にしていたけど、その辺も黒子の別な意図が入ってそうだなあ。自分から積極的に人付き合いをしなさそうな美琴に経験を積ませるため…とかね。実際効果あったし。共感するためには様々な経験が必要だからなあ。

 それと、寮監さんがあすなろ園のボランティアをしているのを見たときの過剰な反応に美琴はあきれていたけど、ここまで手のひらを返すのには何か理由がありそうだなあ。やっぱ黒子の過去と何か関係があるのかねえ…。道化の仮面で色々ごまかしてるから本音なのかジョークなのかイマイチ分からないけど、黒子も色々とありそうなんだよなあ。

「ええっ、愛の結晶って…。なんかいやらしいですねっ。ああ、結晶…愛…」

 3人の反応の差が面白い。言い出した黒子も美琴も分かってないけど、佐天さんは分かってるって事だよなあ…。何を連想したんだか分からないけどねっ!佐天さんってばおっとなぁ~(笑)

「最近多いですよね。良かったですね小さくて」

 前回も地震あったなあ…。


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とある科学の超電磁砲 #17「夏休みのつづり」

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 鉄装先生可愛いなあ。まさか単独の主役回があるとは思ってなかったんで、嬉しい限り。へなちょこで、世話を焼きたくなるような雰囲気が実にいいんだよねえ。黄泉川先生の気持ちがちょっと分かるかも。心配で目が離せないというか、色々ちょっかい出したくなってくる感じだもの(笑)

 鉄装先生の授業風景とかも見てみたいなあ。鴻野江君とのやり取りの様子からすると、友達みたいな先生なのかもね。なんとなく綴里ちゃんとか呼ばれそう^^

「好きなんでしょう?これ」

 スキルアウト編で能力開発に挫折した生徒達の先行きが気になってたんだけど、別な未来を選択する道があることが示されていてほっと一安心。しかし、13歳で自分の道を決め直し、将来に向けて歩んでいこうとする決意はなかなかに凄い。基本的には目的を持ってやってきた子供達ばかりってのもあるだろうけど、学園都市って子供達を大人に扱ってる所はあるよなあ。今回美琴達もそれが当たり前だと言う前提で語ってたけど、学校でもかなり専門的な事を教えていて、中学だろうと高校だろうと大学の様な機能も持ってるみたいだしねえ。意欲のある学生達にとっては様々なチャンスが用意されたホント魅力的な町なんだろうなあ。学校に通っている子供達の総称として学生を使っているのは、だからこそなのかもね。

「よかったなの…」

 そういえば特殊な例ではあったけど木山先生の生徒(カチューシャの子・枝先絆理)もしっかりした目的意識をもっていたなあ…。それにしても、まさかペンダントで再登場するとは思わなかったですよ。つか、名前を調べるために11話を観たらまた泣けてきたし…。でも、木山先生の目的は今後も色々関わってくるって事だろうし、おかげでますます先が楽しみになってきたよ!


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とある科学の超電磁砲 #16「学園都市」

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「縁は異なもの味なもの。この件に関しては、わたくし静観させて頂きますわ」
「でもハシカにかかるのは一度だけです」
「そんな簡単に割り切れないんじゃないかな。過去の自分があって今の自分があるわけだし。それにその過去が特別なものだとしたら、なおさら――」

 美琴と佐天さん、黒子の差が面白いなあ。それぞれが抱えている能力や立場、様々な経験の差によってある事象に対する物の見方が全く変わってしまうという事。美琴は過去に囚われてしまった固法先輩の態度が気に入らなかったみたいだけど、何者も寄せ付けないほどの強さを持つ美琴だからこそ、強い人だと認識していた固法先輩が弱さを見せる事がいやだったのかもなあ…。あんなにしっかりした人なのに何で後ろなんか見るんだろう。何で今更。パーソナルリアリティ、自分だけの現実に確固たる意思を持つ美琴にとっては、なんとも理解できない耐えられないモノだったのかもなあ。

「ねえ黒子――。時間がたっても、立場が変わっても、それでも変わらない想いってあるのかな」

 まあ、後ろを見ていたんじゃなくて黒妻を見ていただけなんだけどね。惚れた男の為、今の自分の場所を捨ててでも貫き通したい想い。黒子は喫茶店での言葉からするとその事を分かっていたみたいだから、あと、他人の過去をむやみに詮索したくないってのもあって、深入りしない事を選択したんだろうなあ。ただ、後者のスタンスは立派ではあるけど、ちょっと気にもなるんだよなあ。以前、初春と佐天さんが美琴のアルバムを見せてもらったとき、過去を振り返らないとか言ってアルバムが無い事を誤魔化していたし…。何か触れられたくない過去でもあるのかなあ…。

「カッコいいじゃねえか」

 過去の象徴たる赤いジャケットに、今の自分、ジャッジメントの腕章を通し、過去の想いも今の自分の誇りも全て受け入れた上で現れた固法先輩を、相棒として認め共に戦う黒妻が実にカッコいい。黒妻にとっては自分らしく生きる事が大切なんだろうなあ。ビッグスパイダーを作ったのも、やさぐれている奴らに居場所を与え、自分らしい生き方、誇りを持たせる目的もあったのかも。だから、自分の居場所を捨てようとしている固法先輩を受け入れなかったんだと思うし、目的の変わってしまったビッグスパイダーをつぶしに来たんじゃないかな。生きていれば自分を殺して我慢しなければならない時もあるかもしれないけど、少なくとも黒妻はそんな事の為にビッグスパイダーを作ったんじゃないだろうし。たぶん蛇谷も初めはみんなの為に居場所を守っていきたかったんだろうけど、でも、力が足りなくて無理をするしかなかったって事は…。やってきたことは許せないものはあるけど、能力開発で落ちこぼれ、リーダーとしても落ちこぼれた蛇谷はちょっと哀れだな…。

「黒妻綿流、貴方を暴行傷害の容疑で拘束します」

 けじめをきっちりと付ける二人の誇り高い態度が素敵。つか黒妻かっこ良すぎ。このあたり、15話の喫茶店での黒子の言葉と重ね合わせてるんだろうなあ。何度諭しても美琴は中々分かってくれなくて苦労してるけど^^; そろそろ美琴も、美琴を見逃す事によって黒子に罪を背負わせてしまってる事、守られている事に気が付くかなあ…。

 以前、美琴は「あんたは私の母親か!」って怒ってたけど、今回の話しなんか観てても実際のところ美琴と黒子ってそんな関係だよなあ。やんちゃな姫様を優しく辛抱強く見守ってる感じで。メンタル的には小学生みたいな美琴と、少しだけ広い視野を持った黒子。「縁は異なもの味なもの」という黒子の言葉も、美琴はよく分かってなかったみたいだしなあ。自分の弱さ、未熟さを小学生の頃に経験し、ジャッジメントとして様々な経験をつんでいる黒子と、自分ひとりで道を切り開き他人というものをそれほど必要としていなかった美琴との差は結構あるだろうなあ。まあ、それが揺ぎ無いパーソナルリアリティを持つレベル5らしさと言ってもいいのかもしれないけど。

 人はそういった足りないものを周りとの関わりの中で少しずつ理解し吸収して成長していく。その意味で今回の話は美琴にとって物凄く大きな出来事だったと思うなあ(他人の恋を目の当たりにしたこととかも含めてね^^)。そしてそれは周りの子達にとっても、もっと言えば学園都市の子供達が毎日積み重ねている事だって考えると…、「学園都市」ってホントいいサブタイトルだなあ。


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とある科学の超電磁砲 #15「スキルアウト」

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 新しいオープニングめっちゃいい!!いやぁもう何回リピートした事か。14話までの元気な強さを感じたオープニングとは変わって、少し切なげというか寂しげな雰囲気も感じるんだけど、同時にそんな状態でも諦めない心の強さを感じる曲調が実にいい。オープニングらしい勢いとスピード感を感じつつ、映像でも勢いのある作画でアクションシーンをふんだんに魅せてくれていて、ホント何回繰り返しても飽きない。ただ、1stOPと違って美琴がほぼ一人きりな描写が気になるんだよなあ。流石に黒子とはちょっと絡むんだけど、最後のカットでも美琴一人なんだもんなあ。今後の展開を暗示してるようで、後半のエピソードがちょっと怖いぜ…。

 あ、あと大人の女性達がとても印象深い感じで挿入されていたけど、美琴たちの物語にどう影響を与えるていくのかなあ。こちらも実に楽しみです。その中でも、なんといっても木山先生!再登場にめちゃくちゃ期待してますですよ!

「わあぁ~、なんか自分の事言われてるみたい~」

 喫茶店のシーンは結構深いなあ。だいぶ仲良くなったものの、能力者と無能力者の間に立ちはだかる断絶が彼女たち4人の中にも依然として存在していて、学園都市という特殊な場所での立ち位置が与える影響も含めて、危ういバランスの上で成り立ってる関係だと感じさせられたなあ。「あんた達には分からないさ」という黒妻の言葉と「分からなくもないんだよね」という佐天さんの言葉が実に象徴的で…色々考えさせられるなあ…。

 しかし、固法先輩の言うような諦めているのに諦めきれない奴らの存在は分かるんだけど、学園都市にしがみ付いている理由はなんなんだろうなあ…。美琴は疑問に思っていたみたいだけど、あの場所は学園都市が意図的に用意した場所な様にも感じるし…。そういえば、禁書目録本編では学園都市の住人はおいそれと外に出る事ができない制約を課せられているって描写があったけど、もしかして能力者となる事を諦めても学園都市を去ることが出来ないのかな…。

「久しぶりだな。美偉」

 2年ぶりに帰ってきた黒妻はかなりカッコいい男でこの作品ではめちゃ珍しいタイプなんだけど(基本女の子ばっかだしね^^)、生きているはずがないと言われてたり、このタイミングで現れたのにはなんか裏がありそうだなあ…。ビッグスパイダーがキャパシティダウンを使っていた事も何か関わりがあるのかも?まあ、それ以上に固法先輩とどんな関係だったのかが気になるけど(笑) 相合傘は固法先輩が描いたんだろうけど、憧れの存在程度だったのか、それともそれ以上だったのか。さてさて…。という訳で、色々と気になる固法先輩メインの回は非常に嬉しいので次回も楽しみです!


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