ハヤテのごとく！ 第311話「誰も始めからウソツキになりたかったわけじゃない」

「微妙に… 西沢さんのいい匂いがするし…」

　おお。ハヤテが女の子を意識してるなんて珍しい。しかも自分から能動的にだもんなあ。さすがにちょっと前まで女の子が着ていた服の魔力には逆らえなかったか…。女の子の仕草やアプローチに照れることはあったけど、それ以上はなかったからなあ。自分からつい…ってのがでかい。ハヤテって男の子らしい部分を滅多に見せないからほんと珍しい。つか、ちょっと安心した（笑）

　そして、それを目撃した西沢さんがまた可愛い（笑）

「けど、そんな半額弁当ばかりじゃなくて、たまには栄養のあるもの食べたら？」

　なんかアイドルのマネージャーにしては、ずいぶん他人事な感じだなあ。ルカのマネージャーなのかと思ってたけど違うのかな…？

　ん～、案外借金の回収のために張り付いてて、きっちり働かせるためついでにマネージャーみたいなことをやってる人なのかもなあ…。柏木たちと服装似てるし、とても親切な人達系の人だったりして。

「えーと 次の議題は――」

　おおっ。生徒会やってる！

　千桜が書記やってるのも初めて見たような気もするなあ。少なくとも覚えてないや（アニメではあったけど

「あなたは…」

　おおっ！

　ここに繋がるための女装だったのか～（もちろんナギのマンガのためでもあったんだろうけど

　しかし、このままだとハヤテはルカに女の子として認識されたまま付き合っていかなきゃならなそうだなあ…。サブタイからしてそうだし。ルカも相手が女の子だという前提で色々やっちゃってるしなあ。それでもここで正体を明かせば傷口は小さいままで済みそうだけど…。ここを逃すともうタイミングなくなっちゃいそうだしなあ。でもハヤテ君だからねえ…。十中八九タイミングは逸してしまうだろうし…。また厄介な状態になったもんだ＾＾；

　あ、これって構造的にはナギとハヤテの関係と同じなのか。相手が誤解してしまっているって点では。ハヤテがその事を知っているという点ではちょっと違うけど…。でも、ハヤテが誤解を解くチャンスがある関係であることを踏まえて考えると、もしかするとナギとハヤテの間にある誤解の解消へと繋がるきっかけとなる出来事をもたらす人物でもあるのかもなあ。

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