ハヤテのごとく! 第264話「鐘の音は未来に響く」
『その笑顔を見たとき…全部分かってしまった』
なるほどなあ…。ハヤテが選択できなかった時、選択しないハヤテ君に少し思う所もあったけど、今回の話を読んでだいぶ納得できたなあ。ハヤテが絶対に選択できない二人だからこそのアテネの決断。アテネとハヤテの関係が主と執事ではなく、ただの幼馴染で恋人候補の一人に過ぎなかったらもっと違う展開があったかもしれないけど、ハヤテの中でナギとの関係性がかち合っている以上、アテネの望むような関係には絶対になれない。アテネがたとえナギとの関係に折り合いを付けた上でハヤテとの関係を保とうとしても、何かあった時にハヤテは絶対に選択できないから。そして、たぶんそんな無理を通してもハヤテが苦しむだけで不幸な結果しか生まないだろうしねえ。もちろん今ここでもハヤテは選択できない訳だ。
まあ、来週の最終的なハヤテの決断なりによって、結論が変わる可能性はあるけど、そりゃあ、アテネは身を引くしかないよなあ…。
ただ、だからといってナギがアテネと同じ様に主以外の関係をハヤテと結べるかって言うと、ちょっと違う気はするんだよなあ。分かりやすく属性的な書き方をすると、ナギ(主)、アテネ(主、恋人候補)みたいな感じかなあ。アテネが始めから恋人の様な主従関係をハヤテと結んでいたのと違い、ナギは主としてハヤテに絶対的な存在感を与えてしまっているがゆえに、“恋人にするなど恐れ多い”的な立場になってしまっている様な感じなんだよねえ。例の誤解の問題もあるけど、それよりも、今回の事件でハヤテの認識に多大なる影響を与えてしまったことも含め、ハヤテの中でナギの存在が大きすぎる事がナギにとっての不幸ではあるよなあ。
この考えの前提ではあるけど、もしハヤテが恋人を選ぶとしたら、ナギを一緒に守ってくれる人か、何かの際にナギを選択したとしても自分で何とかできる人ってとこかねえ…。
この辺も、来週の結末を待ちたいところではあるけど。どんな結果になるのかなあ…。とりあえず次回は絶対に木の芽風を準備して読むことにしよう(笑)
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