ハヤテのごとく! 第252話「ここから先の未来」
「だったらこんな石は――」
想像通りというか、ナギだったらそうするよなあ、という納得感はあるものの…。実際に目の当たりにすると、お金の価値を知っているハヤテと、お金の価値を知らないお嬢様って印象が強くなったなあ。箱入りのお嬢様らしい無知ゆえの無謀さというか。まあ、ナギは基本的にハヤテと笑って暮らせれば満足なんだろうし、一方のハヤテもお嬢様の英断に感激するだろうから、そんな感じで本人達が幸せなら全然問題ないんだけどね。生活に関してもナギは個人資産があるみたいだから、よっぽど極端な生活でもしない限り問題もなさそうだし。ハヤテはますます苦労しそうだけど^^;
「ここから先の未来は…お前が私を守ってくれ」
ただ、ちょっと気になるというか引っかかる部分もあるんだよなあ。そもそもハヤテの借金1億5千万もそうなんだけど、本当はハヤテが背負わなくてもいいものを無理やり背負わされて、しかもその事を結果的にハヤテへの貸しにしてるってのがなあ…。今回の件も三千院家内のゴタゴタのはずなのに、それを単なる一使用人(しかも新入り)に全ての責任を背負わせている事に物凄く違和感を感じるんだよなあ。ナギの決断は潔いし本当にハヤテのためを思っているんだろうけど、お嬢様に遺産の相続を放棄させてしまったという重い事実をなんでハヤテが、単なる16歳の少年が背負わなければならないのか。帝の悪意なのか策略なのか何なのか分からんけど、ハヤテは三千院家の罠にハマったんじゃないかって感じがしないでもないんだよなあ…。
あと、ハヤテが決断できなかったのは仕方がなかったとも思うんだけど、決断できなかった事自体は気になるなあ…。今後もお嬢様のピンチで足踏みする可能性があるって事だし…。ちゃんと何がしかの決断はして欲しいなあ。
ところで、今回ナギは凄い決断をしたと思うんだけど、これだけの主っぷりを見せちゃうと、ますます本人の希望・期待とはずれて来ちゃう様な気も…。ハヤテはめちゃくちゃ感激する気はするけど、それによってただでさえ無いナギへの恋心は逆に抑制されて、執事として一生仕えて行こうという忠誠心的なもののウェイトが増していっちゃうんじゃ無いかなあ…ってね。
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