ハヤテのごとく！！ 第５話「Ｈｅａｒｔ ｔｏ Ｈｅａｒｔ」

　今回はナギ頑張った！超頑張ったけど、相変わらずハヤテには通じてない感じだなあ。マリアさんがナギの可愛さを再確認したり、新しい刺激でナギからハヤテへの想いがちょっと前進したりとかはしたんだけど、肝心のハヤテには全く相手にされ無いという…。一樹とのデートも見つからない様に陰で支えていたり、完全に保護者視点なんだもんなあ。むしろ、妬いてほしいと思っているナギの態度は、ハヤテに執事としての能力不足を感じさせてしまってる始末だし。基本的にお互いの意識のずれがあるからなぁ。でも、そのズレが今のハヤテの立場を作っている訳だし、全てを知ってるマリアさんも手をこまねくしかなくて、ホント厄介な関係だよなあ。最後の満足げなナギは可愛かったけど、ハヤテとの意識のズレはより大きくなっちゃってるしねぇ。

「もー、分かるのよぉ。おねーちゃんには何となく弟の心が読めるのー！」
「で、珍しく手ぶらで来たようだが何の用だ？おねーちゃんは忙しいんだけど」
「では、おねーさんからのアドバイスです。あまり小さな事でクヨクヨしてはいけませんよ。ハヤテ君は笑顔の方が可愛いですから。ね？」
「おねーさんには神出鬼没のライセンスがデフォルトで備わってるのや」

　あと、今回みんな自分がおねーさんである事を強調していたのがなんか面白かったなあ。マリアさん以外、お姉さんとしての性能がちゃんと機能しているかどうかは怪しいけど（笑）これって、棚の上のクッキーを取ろうとするナギの背伸びと一緒で、精神的に背伸びをしようとしているナギの様子を強調する為の表現だったのかなあ。お姉さんぶっても４人の中で一番子供なのがナギってイメージだしね。

「でもだめだ。それ以上来てはならん。どんなに手を伸ばしても、先約がいるから、お前の手が私の心の一番奥に届く事はない」

　ん～でも、クッキーを取ろう背伸びしても手の届かないナギはこっちかなあ…。どんなに手を伸ばしても手の届く事の無いナギの想いと重ね合わせてるとか。マリアさんの言うとおり、今のところ脈無さそうだしなあ…。

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