鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第８話「第五研究所」

「いるに決まってるだろ！僕は間違いなくアルフォンス・エルリックという人間だ！」

　自分が本物ではないかもしれない事に対する恐怖ってどんなもんだろうなあ。自分の信じていたモノの根幹が崩れる恐ろしさってのは想像もつかないよ…。特にアルは特殊な境遇にあるから、自分自身が自分である事を確認するすべなんてないしなあ。鏡を見たところで視界に入るのは巨大な鎧だけ…。うーむ、一応記憶が拠り所だけど、そんなもん普通の人間だって確かめる方法がないしなあ。

「いいこと坊や。あなたは生かされてるって事を忘れるんじゃないわよ」

　確かになあ。今回もだけど、スカーとの対決で生き残ったのは運が良かったとしか思えないんだけど、そのスカーを軽くひねった上に、軍の組織（と言うか国？）に食い込んでる奴らっぽいからなあ…。ラスト達と対決するには戦闘能力だけじゃなくて、周りに対する影響力、人的財産的な側面においてもかなり強化が無いと難しそう。まあ、その辺の役割はマスタング大佐が担ってるんだろうけど。それにしても、エドがラスト達に選ばれた理由って、やっぱ人体練成をした事があるからなのかなあ。うーむ…。それと人柱って賢者の石をつくる為の人柱って事かな？

「ヒューズ中佐！私用電話は程々にしてくださいね！」
「あっ、ごめ～ん」

　嫁さんの写真いいな（笑）

　つか、これって素の自分をうまく使ってカモフラージュというか情報をコントロールしてる様にも見えるなあ。噂されるにしても、なにか深刻にマスタング大佐と電話してましたって言われるのと、マスタング大佐に結婚勧めてましたって言われるのじゃあ大きく違うだろうしね。…でも、どこまで本気なのかなあ（笑）

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