鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第７話「隠された真実」

「鋼の坊やがマルコーの資料に気づいちゃったのよ…」

　賢者の石は生きた人間が材料か…。そりゃあ、マルコーもあれだけ暗くなるし軍から逃げだすわなあ。しかし、このラストの言いようだと、マルコーを見つける前から彼の纏めていた研究資料の事も知っていたみたいなんだよなあ。エド達を追っていてたまたま見つけたみたいだけど、それがあったからこそずっと追ってたのかも。当時の研究にかかわっていたのか、何らかの方法で情報を入手したのかは分らんけど、それだけの機密を知りうる事が出来たって事は、ラスト達は軍にある程度は関係のある存在である可能性は高そうですね～。

「わたし、中身全部覚えてますけど」

　シェスカすげーーーー！！

　一度読んだ本の内容を全部覚えてるって…。自分もそんな能力が欲しいよ！！あー、でも、よくよく考えてみるとシェスカ自体が国家機密になりかねない、やばい能力な気もするなあ。その有用性に上層部が気が付いたら、インデックスみたいに管理されかねないほどの能力なんじゃないかなあ…。ヒューズの下なら大丈夫そうだけど、機密情報は目に入れないようにしないとね…。

「真実の奥の更なる真実…。錬金術の研究書と一緒だ。表面に見える事は真実の一部でしかない。まだ、何かあるんだ！まだ…」

　錬金術ってのはホント業の深い学問だなあ…。どうにかできる方法があれば、それがどんな方法であろうと追求せずにはいられない。真実が目の前にあるかも知れなければ、諦めることなんてできない。気づいてしまったら進まざるを得ない。エドの決断はとても良く分るし実に錬金術師らしい判断だと思うんだけど、善し悪しの境目がどこにあるのかってのは大きな問題だよなあ。

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