とらドラ! 第19話「聖夜祭」
はぁ。今回も良かった~。とらドラ!やべー。中毒性があるっつか、何度も繰り返し観て竜児や大河達の想いをもっと知りたいって思っちゃうんだよなあ。元は小説だけど、文章で描かれていた設定や状況、心情を単にセリフで語っちゃうんじゃなくて、キャラの表情や動き、登場するちょっとした道具、演技、音楽などのアニメーションという表現で出来る効果をフルに使って演出してるんで実に見ごたえがあるんだよなあ。ホント今回も良かったわあ。・・・にしてもだ。竜児のにぶちん!!!
「あんたって、ほんとそういうチマチマした作業が似合うわねぇ」
わあ、なんか良いなあこのシーン。手仕事をしてる竜児と、それを眺める大河。二人とも大人っぽい格好で座敷机に向かい合って雑談してるだけなんだけど・・・二人の関係を分かりやすく表現しててすっごく良い。
「なによ、私の言う事なんか聞いちゃいないんだ」
蚊帳の外の亜美ちゃんが不憫すぎる・・・。振り向いてもらいたいのに、せっかく竜児を想って言葉を伝えているのに、結局、実乃梨の事すら眼中になくて、大河の気持ちしか考えてないし見て無いんだもんなあ。大河の笑顔を守るために駆け付けちゃう竜児は好きなんだけど、色々酷な奴でもあるよなあ。実乃梨への留守電もだけど、自覚がないだけだけ余計に。竜児は、この無自覚を解消するか、大河が竜児の前から去らない限り、恋愛は難しそうだなあ。
「さあ?見たくないもんでもあるんじゃない?」
やっぱ亜美ちゃんって凄いなあ。竜児の為という心の枷が大河の本当の気持ちを覆い隠しているんだけど、本当は今の心地いい関係を壊したくないからこそ、現状を維持しようとしているだけに過ぎないって分かってるんだもんなあ。流石に恋の応援をし合ってる関係だってのは分からないから、親子ごっこという表現だったけどね。(だから、上手く竜児には伝わんなかったのかなあ・・・)
そんな大河の、たとえば旅行の時に竜児の背中に素足をのせたり、今回のクマのきぐるみを着た竜児に飛びついて(喜びマックスな大河がめっちゃ可愛い!)抱擁をしていたりする、絶妙な距離感のスキンシップは、竜児との関係を壊したくないと思っている大河がギリギリまで近付ける距離だったってとこなんでしょうねぇ。でも、きっと日々の生活でもその辺はにじみ出てたろうし、亜美には、というか北村も実乃梨にも分かってたんだろうなあ。隠してるつもりなのは大河だけで、近い友達にはバレバレの距離感(竜児は私のだーーーーって真っ直ぐな告白もあったしね^^)。
だからこそ、実乃梨は大河の行動に混乱したし、自分の気持ちにどう踏ん切りをつけたらいいか分かんなくなっちゃっていたんじゃないかなあ。
あと、大河と亜美が一緒に歌うたっちゃうぐらいの仲良しな感じが結構嬉しかったんだけど(絶対ケンカしながら練習したんだと思う^^)、二人ともお互いに遠慮なくぶつかり合った上で構築された関係だって考えると、もう一方の親友同士、大河と実乃梨のお互いに遠慮しまくってる友情と対照的だなあとも思ったり。
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