
最高!すばらしい!今回も、もう何回繰り返してみた事か。いやぁ、ここまでしっかりとした青春ストーリー物が見れて超幸せ!相変わらず竜児は鈍いけど、鈍いなりに自分の気持ちに気付きつつあるし、ヒロイン達が見せる繊細さ、純粋なだけじゃない心の動きとか、段々と深刻になる4人の関係からもう目が離せない!早く次回見てぇ。
「じゃあ、あたしたちもあっちで手伝おうね~」
体育倉庫の人間模様がなかなか興味深かったなあ。特に奈々子。前回は木原の北村への必死な思いに単なる脇役では無い強いキャラクター性を感じたんだけど、今回は奈々子のさり気ないフォローに木原と同じようにハッキリとしたキャラクター性を感じたなあ。閉めなくてもいい扉を閉めちゃったり明らかに亜美ためのフォローなんだもんなあ。木原が竜児に詰め寄る時も困ったような苦笑いの様な表情で傍にいたりと、結構いろいろ見えていて、その上で見守ってるタイプの子なのかなあ・・・なーんて色々想像しちゃったよ。今回も亜美はつれない竜児のおかげで不憫だったんで、見ててくれる人もいてちょっと安心。
「なんでパパ役なんてやってるの?高須君とタイガーの関係、すっごく不自然。幼稚なおままごと、もうやめた方がいいよ」
竜児は大河の保護者に見えるし亜美の分析は結構もっともなんだけど、それが全てって感じでも無さそうなんだよなあ。亜美は竜児に北村と大河の中の良さに父親的な焼き餅を焼いてるの?ってからかってたけど、竜児は自分のサポート(悪く言うとコントロール下で)で大河と北村が仲良くしている分には微笑みを与えるほどだし、どっちかって言うと“俺の大河を勝手にいじるんじゃねえ”っていう独占欲なんじゃないかなあと。それに、能登の振りからの一連の様子を見ても分かる通り、大河はもう北村の事を意識してない感じだしね。(ファミレスでの「違う」って言葉は大河をずっと見守っている竜児だからこそ出てきた言葉だったと思うのですよ)
ただ、亜美は全部分かっていて、ワザとこういう言い方をしたって感じもするんだよなあ。竜児が大河を独占したいと無意識に思っていて、大河が北村に対する想いに決着を付けちゃってるから竜児が全てになってしまっていて・・・。二人の絆が見えてしまっているから、竜児の実乃梨への恋と、大河と実乃梨との友情を絡めて不自然な関係だと竜児に思わせたかった。だって不自然な関係だと意識させないと、自分が割り込めないから。目を向けてもらえないから。みたいな?
「でもそれは私が信じたいから。誰かが何処かで私を見てくれているって」
大河はもう手に入れてるんだよなあ。なのに、竜児の恋の手伝いなんかして、自分から手放そうとしちゃってるのがなあ。本当にそれでいいのか?タイガー。この先が怖いよ・・・。
「だめ!だめなの、やめて!それはやめて!」
うわぁ・・・。実乃梨の運の悪さに同情せざるを得ない。しかも、大河の大事なものまで壊してしまうとは悲惨すぎる。その上、この不運によって、大河が竜児を自分の傍に残していこうとするし。「罪悪感は無くなった?」って言葉が重いよなあ・・・。そんなつもりは無かったのに、まるで状況を利用している様で実乃梨は絶対避けたい事だったんだろうなあ。でも、竜児の優しさに触れてしまって、ますます実乃梨の想いは混迷の度を深めていく。高須くん高須くんと叫ぶ実乃梨が痛々しい。つか、完璧に惚れたね。こりゃ。たぶん、実乃梨は竜児の気持ちも知っていて、これ以上自分が竜児を好きになってしまうのはまずい、自分がいると大河の大切なものを奪ってしまう事になってしまうと気がついて逃げ回っていたんだろうなあ。クリスタルの星はその象徴って感じかなあ・・・。

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