機動戦士ガンダム00 #10 「天の光」
「いいわ、あなたはそうやって何もしないでいればいい。私は戦う。そうしないと国は取り戻せないから」
国を奪われた者の言い分としてはもっともだとは思うんだけど、実際のところかなり難度は高いよなあ。シーリン自身も戦力差を把握しているし、連邦に勝つことなんてできないと分かってはいるんだろうけど、それでも抗わない訳にはいかない・・・ってとこなんだろうなあ。
ただ、連邦にケンカを売って奇跡的に国が取り戻せたとして、その先一体どうするのか。疲弊し国力もなく売るものもない国をどうやったら維持できるのか。だいたい、ずっと国内紛争していた様な国を本当にまとめられるのか。国民は支持してくれるのか。等々といった問題を考えているかどうかは気になるね。というか、あんまり考えて無さそう。
これはCBもそうなんだけど、常に場当たり的な対処をしている様に見えちゃうんだよなあ。戦略がないというかさ。一応、連邦の打倒が戦略目的なんだろうけど、いくらなんでも連邦を打倒しちゃったら、世界の重しがなくなって、昔以上の混沌が待っていそうだし、そもそも無理な戦略目的だし、それって戦略がないのと同じなんじゃないかなあと。ただ闇雲に戦う事ばかり考えている様だと未来は無いと思うなあ・・・。戦略無き戦いほど無駄な戦いは無い訳で。
ファーストシーズンのマリナには指導力は無かったけど国の未来を見据えた戦略があったし、いまも無くしてしまった未来をどうすべきなのかと苦悩している訳だけど、これこそが指導者に必要な大切な資質だと思うんだが・・・。シーリンの評価は低いよなあ。
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