狼と香辛料 第九幕 「狼と羊飼いの子羊」

　相変わらずロレンスとホロのやり取りが面白い。ノーラを雇う時にロレンスは微妙な勘違いをしたままホロに気を使うんだけど、ホロはその勘違いを叱責しつつも「まったく・・・」と優しそうな顔になる。ロレンスってホロが狼だって事を完璧に忘れてるんだけど、まあ、そんな態度が良かったんでしょうね。

「ふんっ。荷台などでやっていたら！」

　その後の道中もホロの態度がやたら可愛くてさ。ロレンスとノーラが仲良さそうに話をしていと、黙ったままロレンスに近づいてきたりとか、つねったりとか。雇う前はともかく、雇った後は絶対やきもちだな（笑）

　それにしても、ノーラはずいぶん羊の数が少ない羊飼いだなあ。ロレンスとの会話でも不満がありそうな感じだったけど教会との確執でもあるんかな。街でも何気に避けられてたのが気になるんだよねぇ。

　んで、街に着いた後のロレンスとホロはとても楽しそうだったんですが、何やら陰謀めいてきた様で・・・。次回も楽しみ～。

■旅の途中　清浦夏実　オープニングテーマ
■狼と香辛料 original soundtracks　サントラ　(amazon)