機動戦士ガンダム00 #02 「ガンダムマイスター」
「紛争が終わるまで。憎しみが私達に向けられるまで」
なるほど。抑止力になるんじゃなくて、全世界共通の敵になろうとしているのか。憎しみの矛先を変え、人類の団結、まではいかないまでも敵の敵は味方といった一時的な協力関係でも構築させ、少しでも状況を変えるための行動って所なのかねぇ。たしかに、抑止力として機能するには戦力が不足してそうだし、ゲリラ戦的な戦闘であればGN粒子もあるから(便利~♪)4機でも何とかなりそうですねぇ。まあ、ソレスタルビーイングの戦力規模は、まだ全く分りませんが・・・。
だとすると、彼らにとって前回考えた事なんて瑣末な問題なんだろうなぁ。と言うより、そういった議論が起こることすら、彼らの目的と考えた方が良さそうですね。
ただ、それをするにはかなりの期間、敵として存在しなくてはならないから、目的の達成はかなり難しいんじゃないかなぁ。うーむ。まあ、流石に輸送艦1隻とMS4機しかない存在って訳じゃないだろうし、後方で支える者達がどの程度存在しているかが重要になってきますね~。
あと、地域によってソレスタルビーイングに対する感情は大きく差が出るだろうし、その点においても難しそうだなぁ。今回みたいな紛争地域に介入した場合、その双方の陣営に彼らは憎まれるだろうけど、安全な地域に暮らしている人々は逆に彼らを支持する者達が現れても全然おかしくないわけで。
「きっとすごいボランティアなんじゃない?」
この意識の差が、別な対立を生みそうな気もしますが・・・。結局今回の紛争も大国の思惑で長期化していたわけで、所謂南北問題、特にエネルギー問題・軌道エレベータの存在がその格差を助長しているのではないかと、推測できるわけで。そこに乗れなかった者たちの反発だけを受ける可能性はあるよなぁ。紛争が何故おきるかっていうと、一番分りやすいのが支配や搾取からの脱却のためですからねぇ。この辺りについては、もう少し世界情勢が明らかになっていくと色々見えてきそうですね。
「俺がガンダムだ」
物語的には戦争の犠牲者で強者から一方的に虐げられていた(と思われる)刹那がソレスタルビーイングの活動に対して、疑問を思うかどうかが鍵になってきそうですね。今回は双方がMSを扱っていたからソレスタルビーイングの理念の通りの行動が出来ましたが、そうでなかった場合の彼の選択が気になります。
いやぁ、これ面白いわー。すっげえ好みだよ。1、2話を見て色々考えたけど、なんかそれが結構面白い。この作品が無かったらあんまり考えない問題でもあるしねー。制作者の思惑に乗っちゃってる感じもしますが^^;
ソレスタルビーイングに参加している者達それぞれも一つの意思に統一されているって訳でもなさそうですし、各勢力の思惑なども含めて政治劇として見てもエキサイトさせてくれそうなんで今後の展開に大期待ですよ。
| 固定リンク
「アニメ・コミック」カテゴリの記事
- グリッドマン(2018.12.16)
- 青春ブタ野郎(2018.11.25)
- SSSS.GRIDMAN 六花さん(2018.11.25)
- ゾンビランドサガ さくらのこと(2018.11.24)
- ゾンビランドサガ(2018.11.23)
「機動戦士ガンダム00」カテゴリの記事
- 機動戦士ガンダム00 #25 「再生」(2009.03.29)
- 機動戦士ガンダム00 #24 「BEYOND」(2009.03.23)
- 機動戦士ガンダム00 #23 「命の華」(2009.03.15)
- 機動戦士ガンダム00 #22 「未来のために」(2009.03.08)
- 機動戦士ガンダム00 #21 「革新の扉」(2009.03.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント