うわぁ。冒頭の廃墟での戦いは戦争ってか、殲滅戦だねぇ。えぐいなぁ。天使のごとく現れたガンダムは胸部以外はもろ1stデザインですね~。エフェクトはエヴァみたいだけど(笑)
10周年記念式典の演習は中々。空から降りてくるガンダムはカッコいいし、最近はロボ物が少ないんでもうワクワクしてくるね。この演習に出てきたMSはくVXシリーズに似てるなぁ。ガンダムにはあっさり負けちゃったけど、新型でエースパイロットにもかかわらずって事は、それだけガンダムの性能が桁違いって事なんでしょうね。しかし、主人公のキャラ的にもシチュエーション的にもガンダムWを思い出すね~。
空中戦でもガンダムつえーーーー。狙撃による援護もあって楽勝過ぎ。でも、空中ガンダムはともかく狙撃ガンダムにここまで気づかずに入られてる時点で、かなりダメダヨね。あと、狙撃ガンダムはビーム兵器を使ってたけど、他の軍にはなさそうですね~。空を飛んでる事も驚いていたし、ガンダムは300年後のこの世界でもオーバーテクノロジーな機体なのか~。
一方、軌道エレベータ・天柱の静止衛星軌道ステーションではテロリストによる襲撃が発生するんですが・・・。
「あらあら、自分達だけゾロゾロと。勝手な人たちね」
うーむ。有事に対して軍人が召集されない方がおかしくない?逃げるって決め付けてるっぽいのもねぇ。しかも自分だけ事態を知っていて、その様子を眺めながら嘲笑うこの娘の趣味もなんだかなぁ。
で、この事を予測していたって事ですが、この後のソレスタルビーイングの声明から考えると、パフォーマンスをより効果的にするための自作自演じゃね?なんて思ったなぁ。もちろん、現場は全く知らないだろうし、本当のテロかもしれんけど。
ソレスタルビーイングは戦争を否定し、戦争それ自体、戦争を幇助する組織、企業などに武力による介入を行うと宣言するのですが・・・。むむむ。これって抑止力になる事を目指しているわけですよね。現在も幾つかの国が戦争が起こらない様に(正確には攻め込まれない様に)と抑止力として核兵器を所持しているけど、それと同じじゃん・・・。圧倒的な戦力で、戦争を抑止する。別に矛盾して無いと思うけど、どうかなぁ。(いや、ソレスタルビーイングが扱う武力行使も戦争行為じゃねーかっていう矛盾はあるんだけど、彼らの目的自体は矛盾していないって意味ね。ただ、実際にも戦争をやめさせるための武力行使はあるわけで、作中でその目的をありえないと言った風潮で語られているのには違和感があったなぁ。テロリストが何を言う!ってならともかくね)
「それは、悪行よ」
とは言え、それってイタチごっこでもあるよなぁ。米ロの軍拡競争なんて、その最たるものだし。圧倒的な敵対勢力がいるなら、それに対抗するための技術開発がより進むだろうし、自分達の利益・生命を守るためにそうならざる得ない。つまり、彼らの行動は逆に余計な火を付けたかも知れないとも言える訳で。まあ、その事が目的なのかもしれませんが・・・。
あと、もし兵器による戦争が行われなくなったとして、もう少し原始レベルでの戦争が起こった場合はどうするんだろう。生身の人間同士の戦争に、MSで割り込んで蹂躙するのかねぇ?
「この世界に神なんかいない」
ソレスタルビーイングって特定の主張をしている団体なんだけど、その主張といい声明の映像といい(とりあえずデラーズ閣下を思い出したよ)、かなり宗教がかってる印象を受けるんですよね~。独善による意思決定で他は認めなさそうな所なんて特にね。なので、余計に冒頭の刹那のセリフが面白いね。まあ、1話見ただけだしガンダムマイスター達が何故参加しているかなど、ソレスタルビーイングの実態はまだ分らないですけどね。
今回のガンダムはかなり難しいテーマを題材にしてますが、どの様な決着をつけるのかすっごく楽しみですよ~。上には書いてないけど、そもそも、戦争が武力を使ったものだけとは限らないといった問題もありますしね。
シードでキラやラクスも似たような戦争否定を主張をしていましたが、矛盾が大きすぎて作品的にも結論が出せなかったテーマでもあるんで、そういった点でも注目です。
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