精霊の守り人 第七話 「チャグムの決意」
今回はこの世界の文化や暮らしが丁寧に描写されてて、なかなか興味深かったです。
前回の終盤から第二皇子チャグムの葬式をずっと見てきて、帝がチャグムの抹殺に拘ったのがやっと分かってきました。
水王を退治して国を建国したトルガルの子孫であるからこそ、水王の恐ろしさを知っていた訳だったんですね。
渇きの相が出ている中で、皇子に水王の卵が産み付けられてしまう。そりゃあ、驚いたでしょう。でも、見逃す事は出来ない。この世のすべての水を飲み干すとも言われている水王の卵を退治しようとする帝をどうして責められるのか。国を第一に考えるからこその苦渋の決断だったのでしょうね。
国の為に死ぬ事になった皇子。せめて、その功績をたたえ像を作らせようとする姿に、皇子への愛情を感じましたよ。
街の様子は落ち着いていて平和そうです。きれいな町並みだし、いい統治なんだろうなぁ。それにしても、バルサたちが食事をしている店いいですね~。あんな街の店でお昼食べてみたいよ。
バルサ姉さんってば、自分の噂を聞くなんて大胆だなぁ。いつもこんな感じだとすると、そりゃタンダも心配になるよ。
バルサが話しかけたおっちゃんがまたいいね。なんか憎めない感じで。バルサと戦って引き分けた事もあるらしいし(笑)
この時、戻ってきたバルサにタンダはしかめっ面をするんだけど、直後に店のおばちゃんが持ってきたギショを2人でのぞいて、バルサもしかめっ面をするっていう流れがいいね~。
「なんだかね」
って言ってバルサはそら豆を食べちゃうし、いい夫婦じゃん。
シュガが星読みに戻される所には泣いたなぁ。悔しいだろうなぁ。自分の力で渇きの相を何とかできれば、チャグムを救う事も出来たかもしれなかったのですし・・・。
チャグムを思う人達のカットも良かったなあ。チャグムって、ほんと慕われていたんでしょうね。聡明で物の道理を知っているいい子ですし、みんな期待してたんだろうなぁ。
これから庶民の中で暮らす事になるけど、様々な物を見て、聞いて、食べる事がこの子にとってどれだけ糧になるのか。もし戻る事が出来たなら、彼にとっては勿論、ヨゴにとっても、とても貴重で大切な経験になるでしょうね~。
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