精霊の守り人 第六話 「青霧に死す」
なんか色々と凄いなぁ。
先週バルサが青い手から解き放った人たちは、追っ手を撹乱する為のものでした。これが第一の策。
同じく、青い手から手に入れた世間に名高い名馬、コッコウ馬を利用したのも自分達を追わせる為で、渓谷で追いつかれるのも策の上だったようです。
狩人の目の前で大狼に襲われ、谷の下に落ちたバルサと皇子は死んだように見えました。頭のモンが落ちた皇子の所に降りようとした時、ゼンが必死に制止しましたが、恐らく、ガス(青霧)の様子からすると呼吸も出来ないほどなのでしょう。事実、コッコウ馬は苦しみながら死んでしまいます。これが第二の策。
(トロガイがあやつならと言っていたのを、初めバルサの事かと思ってドキッとしましたが、コッコウ馬のことだったのですね)
バルサと皇子が死ねば当然追ってはいなくなります。バルサは策によって、ヨゴに残りながら自分たちの安全を確保したのです。
あれ?でも、落ちて死んじゃったんでしょ?と思う所ですが、どうやら違うようです。(自分も初めは落ちたのは本物で、水の精霊の力かなんかで危機を脱するのかなぁなんて見ながら思ってました)
ここが上手いなぁと思った所で、第四話の冒頭でトロガイが狩人から身を守るために泥人形を使っていましたが、話をしたり戦ったりと本物と見分けが付かない様な出来でした。これを踏まえたうえで、今回のお話です。
そう、つまり、あの谷に落ちた2人は泥人形だったのです。(少しだけアップのシーンがありましたが、これを示す様にバルサの足が土色でした)
トロガイは泥人形を操り、大狼(これもビックリ。まさかトロガイと関係があるとは)にそれを襲わせる為について行った、という訳です。
トロガイはやっぱりついて行く事にしてたと言ってながら、途中で分かれちゃってあれ?とも思ったのですが、こんなからくりがあったのですね。(ただまぁ、どこで泥人形と入れ替えたのかは良く分かりませんでしたが)
いやぁ。魅せるなぁ。渓谷でのシーンも迫力があって思わず見入ってしまいましたよ。
それにしても、狩人の乗っている馬は良く訓練された軍馬ですね~。あんなにでかくて迫力のある大狼を目の前にして、まったく動じてなかったし。
しかし、1つ目の策はともかく、2つ目の策は相手の能力を当てにしてるってのも凄いね。ボンクラだったら、コッコウ馬の足跡にも気付かず追いつけないでしょうからね。
でもまあ、バルサだったらその場合の策も考えてそうですが。
「ただ、今は少し眠りたいんだ」
タンダはほんと女房みたいですね。でも、バルサが帰ってくる場所、ゆっくりと休める場所は、タンダの所なんだろうなぁ。なんて考えると、タンダの苦労が報われているようでほっとします。本人は大変だろうけど(笑)
あと、頭のモンの取り乱しようを見ると、皇子はジンだけでなく皆に慕われていた様ですね~。今は親に見捨てられ弱々しくみえるチャグムですが、彼の本来の人柄が想像できます。これから彼の行く道は険しいものですが、どう生きていくのかも注目したいですね。
そうそう、色々地名が出てきたのでメモメモ。すべて、ヨゴを中央として考えています。
□北
コウセン峡→ヤシロ村→青霧→カンバル(今の所最北。この先は分からない)
□東
ヤクーの田畑
□西
都西街道
□南
不明
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